ケビン・マグヌッセン(ハースF1)は、2017年のルール変更が自分のドライビングスタイルに合うだろうと語っている。
2017年からタイヤの幅が広がり、従来ほど性能劣化が起きないものになる。また、ダウンフォースが増し、大幅なスピードアップが予想されている。
24歳のマグヌッセンは、母国デンマークの『BT』紙に「最高だよ」と話している。
「2017年は史上最速のF1カーで走れそうだというんだから大歓迎さ」
■グリップ向上で攻撃的なドライビングが可能に
「それに、新しいルールが必要とされていたと思う」とマグヌッセンは話す。
「僕たちにはもっと耐久性の高いタイヤが必要だ。クルマのグリップが高まれば、もっと攻めることも可能になる」
「そのほうが僕のドライビングスタイルに合うよ。ここ数年のクルマでは、僕は少し攻めすぎてしまう傾向があって、たいてい問題に陥った」
「今年のクルマのほうが僕のアグレッシブなスタイルにずっと合うはずだ」
■これまで以上にトレーニングに励んできた
名門マクラーレンでデビューし、昨年はルノーのワークスチームに在籍したマグヌッセンだが、移籍先のハースF1はアメリカの小規模なチームだ。
「新車は速いだろうけれど、ほかのチームとの比較でどのくらい速いかは、ちょっと予想しにくい。でも、今年はどのクルマも大幅に速くなるはずだ」
「できる限りの準備をしているし、トレーニングに励んできた。これ以上は不可能だと思うくらいだよ」