NEXT...F1開催スケジュール

セルゲイ・シロトキン、今季もルノーF1チームの一員として残留か

2017年02月03日(金)16:44 pm

2017年シーズンに向けてチーム首脳部に変動があったルノーだが、昨年テストドライバーを務めていたロシア人ドライバーのセルゲイ・シロトキンが今季も引き続きチームにとどまることになりそうだ。

■前チーム代表離脱でシロトキンの立場にも変化?

シロトキンは、ロシアの銀行家ボリス・ローテンベルクが運営するモータースポーツ人材発掘プログラムであるSMPレーシングに所属している。

ルノーではこのSMPレーシングとの間で協力関係を結んでおり、その流れの中でシロトキンをテストドライバーとして迎えたという経緯があった。

そして、このSMPレーシングとのコラボを推し進めていたのが、今年1月にチームを離脱した前チーム代表のフレデリク・ヴァスールだった。

これにより、今年はルノーの控えドライバーに昇格するのではないかと言われていたシロトキンの去就に関しても不透明な要素が生まれるのではないかと考えられている。

ヴァスールが去ったあと、ルノーのワークスチームをリードするのはマネジングディレクターのシリル・アビテブールだが、アビテブールとヴァスールの間には意見の相違が多かったと考えられているためだ。

■昨年結んだ契約に変化はない

だが、ローテンベルクは、昨年ヴァスールとシロトキンの間で結ばれた契約が変わることはないと主張している。

「ルノーのリーダーが変わったとはいえ、プログラムに変化はないよ」

「我々はフレデリク・ヴァスールと会っていたが、今後は新しいトップと会うことが必要だ。だが、ヴァスール本人が我々に対し、何も変わることはないと言ってくれた」

『Tass(タス通信)』にそう語ったローテンベルクは、次のように付け加えた。

「この問題に関しては、我々は別のプレゼンテーションを行うことを計画しているし、そこではより多くを語るつもりだよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック