かつて4度F1チャンピオンとなったアラン・プロストが、F1新オーナーとなったリバティ・メディアがまず優先的に取り組むべきことは“F1チケットの価格引き下げ”だと主張した。
イタリアの『La Repubblica(レプブリカ)』紙から、もし自分がF1オーナーになったとしたら何をしたいと思うかと質問されたプロストは、「サーキットへの入場料を下げることだ」と答え、次のように付け加えた。
「現在のような状況では意味がないよ。観客席はからっぽで、すべてがだめになりつつある」
そのプロストは、かつてフェラーリを黄金時代へと導いたエンジニアであり、2013年までメルセデスAMGのチーム代表を務めていたロス・ブラウンが、F1新オーナーのリバティ・メディアの知恵袋としてF1のモータスポーツ・マネジングディレクターに就任したことを歓迎し、次のように語った。
「私はロス・ブラウンに賛成だよ。我々には4、5年先を見たプロジェクトが必要だ。技術面、ルール面、コミュニケーション面など、あらゆるエリアにおける構造を見直すことを目指してね」