【マクラーレン・ホンダ】3Dプリンター企業と公式サプライヤー契約
マクラーレン・レーシングは、3Dプリンター企業のStratasys（Nasdaq: SSYS、以下ストラタシス）と、公式3Dプリンティング・ソリューション・サプライヤーとして契約したことを発表した。契約期間は4年間ということだ。
今回の合意により、ストラタシスは最新のFDMとPolyJetをベースとした3Dプリンティングとアディティブ・マニュファクチャリング・ソリューションをマクラーレン・レーシングに提供する。
最先端の素材、実用的なプロトタイプ、複合的な工具を含む製造工具、カスタマイズされた生産部品を提供することで、設計や製造作業のパフォーマンスと生産性を向上させながら、迅速な出荷を可能にするという。
■エリック・ブーリエ（マクラーレン・レーシング、レーシングディレクター）
「新しいコンポーネントを迅速にモデル化、構築、評価する能力は、急速に変化するダイナミックなレーシング組織にとって貴重な資産だ。
しかし、ストラタシスとの新たなパートナーシップは、その領域での生産量を増加させるだけでなく、ストラタシスの新しい3Dプリンティングの革新とソリューションの最先端を動的に探索して利用することも可能にする。
モータースポーツが急速なプロトタイピングと添加剤製造に頼っていること、市場投入までの時間を大幅に短縮できることが明らかになっており、ストラタシスとの新たな提携がうまく機能することを楽しみにしている」
■ジョン・クーパー（マクラーレン・レーシング、商業・財務担当ディレクター）
「ストラタシスのチームとは非常に密接な結びつきをすでに確立しており、個人的に今後もこの関係が拡大することを楽しみにしている。迅速な工作機械と製造分野におけるストラタシスの専門知識は他社にはないものであり、両社にとって非常に貴重なパートナーシップを築くことができると確信している」
