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フェルスタッペン、F1最年少チャンピオン記録には興味なし

2017年01月23日(月)18:46 pm

レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、最年少F1チャンピオン記録には興味がないと主張している。

17歳のF1デビューが大きな話題となったフェルスタッペンだが、19歳となった今年はF1での3シーズン目を迎えることになる。目標はもちろんF1タイトルの獲得だ。

■最年少記録のことは考えたこともない

オーストリアのキッツビューエルで行われたスキーの世界選手権イベントに顔を見せたフェルスタッペンは、イタリアの『La Stampa(スタンパ)』に次のように語った。

「もちろん、僕の目標はタイトルをとることさ」

「だけど、それを最年少で達成しようと考えたことなどは一度もないよ」

現在、F1最年少チャンピオン記録を有しているのはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)だ。ベッテルはレッドブル時代の2010年に23歳と134日でF1チャンピオンとなっている。それまでの最年少チャンピオン記録はルイス・ハミルトン(メルセデスAMG/当時マクラーレン)の23歳と300日だった。

今後のレッドブルの調子いかんでは、今年の9月末に20歳となるフェルスタッペンが最年少F1チャンピオン記録を更新する可能性は十分にありそうだ。

■今年はタイトル争いのチャンスも

フェルスタッペンは、早ければ今年にもそのチャンスがあると感じていると次のように続けた。

「今のところ、すべていい感じだよ。僕たちは(2016年に)メルセデスにかなり接近できたし、(ルノー製)エンジンが改良されているから今後さらに肉薄できるようになると思う」

「フェラーリもさらに競争力を高めようと取り組んでいる。だから面白いシーズンになると思うよ」

■ミック・シューマッハは目の前の目標に集中すべき

一方、メディアの中にはF1最年少チャンピオン記録を塗り替える候補の1人として、7度F1王座についたミハエル・シューマッハの息子ミックの名前をあげているところもある。現在17歳のミックは、今年はヨーロッパF3に参戦することになっている。

ミック・シューマッハに関しては、かつて父親も所属していたフェラーリが同チームの若手ドライバー育成プログラムである「アカデミー」所属ドライバーとなることを望んでいると言われている。

だが、フェルスタッペンは、ミック・シューマッハはまだF1のことなど考えず、現時点での目標に集中したほうがよいと次のように語った。

「僕は、ミックはそのこと(F1)をあまり考えるべきじゃないと思っている。それより(F3で)経験を積み、可能な限り多く勝利することに集中すべきだよ。そうすれば多くの可能性が彼に開けてくるからね」

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