メルセデスAMGは、2014年から3年半在籍した技術トップのパディ・ロウ(54歳)が退職し、ガーデニング休暇に入ったと正式に発表した。
チームの“短期的”な技術体制は、アルド・コスタ(エンジニアリング・ディレクター)、マーク・エリス(パフォーマンス・ディレクター)、ロブ・トーマス(COO=チーフ・オペレーティング・オフィサー)、ジェフ・ウィリス(テクノロジー・ディレクター)となる。
メルセデスAMG代表のトト・ヴォルフは「パディはこの3年半の間、我々の成功のために重要な役割を果たしてくれ、メルセデスのモータースポーツの歴史の重要な章に貢献してくれたことに感謝する」とコメントし、次のように続けた。
「F1での成功は個人に関するものではなく、組織の深さと技術力の強さだ。我々は、ここ数年の成功を継続するための才能がある。2017年以降にその計画を構築する予定だ」
パディ・ロウは「メルセデスで3年半、素晴らしいチームと一緒に仕事をして素晴らしい成功を収めた。今、新しい挑戦を楽しみにしているし、メルセデスのみんなの成功を祈っている」とコメントしている。
さらなる詳細については、後日発表されるという。