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メルセデスAMG技術トップがウィリアムズのチーム代表に?まだ分からない移籍問題

2017年01月10日(火)17:46 pm

メルセデスAMGの技術トップの座にあるパディ・ロウが、ウィリアムズのチーム代表となるのではないかとうわさされている。

メルセデスAMGでは、2016年シーズン終了後に突然引退を発表したニコ・ロズベルグの後任としてバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)の獲得を目指していることが明らかとなっているが、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によれば、このロウの移籍問題もこの件と複雑に絡み合っているのだという。

■難航するボッタスのメルセデスAMG移籍問題

当初、2016年限りでの引退を表明していたフェリペ・マッサがウィリアムズでの現役続行にOKすれば、ボッタスのメルセデスAMG移籍が実現するものと考えられていた。

だが、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によれば、実際にはそれほど単純な話ではなく、メルセデスAMGとウィリアムズの間ではまだ合意に至っていないのだという。それは、ウィリアムズ側がボッタス放出の見返りとしてより多くのことをメルセデスAMGに要求しているためだと考えられている。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、「メルセデスAMGはウィリアムズに対して金銭の支払いをするつもりはないことを明確に伝えている」とし、現在の交渉のカギとなっているのがロウの移籍問題のようだと報じている。

■ロウのウィリアムズ早期移籍がボッタス譲渡の条件?

ウィリアムズでは、チーフテクニカルオフィサーを務めていたパット・シモンズが2016年末にチームを離脱しており、その後任にロウの獲得を目指していると言われている。だが、ロウとメルセデスAMGとの間には今年の5月まで契約が結ばれている。

そうした中、新たにささやかれているうわさでは、ボッタス獲得の見返りとしてメルセデスAMGがロウの早期移籍を認める方向で調整しているようだとされている。しかもロウは単純にシモンズの後任として技術トップの座に就くのではなく、チーム代表として迎え入れられるのではないかとも言われている。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、「我々が耳にしたところによれば、ロウは(ウィリアムズの)テクニカルディレクターではなく、チーム代表になるようだ」と書き、次のように付け加えている。

「そして、クレア・ウィリアムズ(現チーム副代表/チーム設立者であるフランク・ウィリアムズの娘)が父親から(チームオーナーの権利を)引き継ぐことになるだろう。さらに、ロウもチームの株式取得を望んでいるのではないかと考えられている」

このロウの移籍交渉が不調に終わることになれば、ボッタスのメルセデスAMG移籍もご破算になってしまう可能性があると考えられているようだ。

■交渉決裂ならドライバー問題はさらに長期化か

仮に、メルセデスAMGとウィリアムズの交渉が決裂した場合には、マッサの現役復帰の可能性も消えるとともに、メルセデスAMGでは育成ドライバーであるパスカル・ウェーレインをルイス・ハミルトンのチームメートに据えるしか選択肢がなくなりそうだ。

これまでに報じられているところによれば、ザウバーが2017年にウェーレインにシートを与えることで合意したとも言われているが、仮にボッタスのメルセデスAMG移籍が消えれば、その話もなくなってしまうことになる。そうなれば、2017年のドライバー体制が完全に確定するまでにはさらに時間がかかることになりそうだ。

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