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マノー、再び存続の危機に

2017年01月07日(土)12:33 pm

F1チームのマノーが存続の危機に陥っていることが明らかとなった。

2016年F1第20戦ブラジルGPでザウバーに逆転され、コンストラクターズランキングを最下位で終えたマノーに関しては、オーナーのスティーブン・フィッツパトリックが新たな出資者を探していると報じられていた。

だが、ここまでのところ有力な新規投資家を見つけるには至らず、6日(金)にはイギリスの『BBC』などがマノーが管財人の管理下に置かれたようだと報じた。

マノーはマルシャという名称でF1参戦を行っていた2014年にも破産状態となり、管財人の管理下に置かれた経緯がある。そのときはフィッツパトリックが新オーナーとなり、2015年の参戦にこぎつけたものの、再び破たんの危機に陥ったことになる。

『BBC』などの報道を受け、マノーとその管財人はその報道内容が事実であり、チームが存続の危機に瀕(ひん)していることを正式に認めた。

マノーの管財人を務めるFRPアドバイザリーの広報担当者は、マノーが2017年もF1参戦できるかどうかは「新たな投資家による救済」が必要だが、そのチャンスは「非常に限られている」と語ったと報じられている。

マノーが生き残ることができるかどうかは新規投資家が見つかるかどうかにかかっているわけだが、現オーナーのフィッツパトリックはドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に次のように語った。

「我々は過去と同じことを繰り返したくはない。終えることができるかどうか分からないシーズンをスタートしないことを決めたのはそれが理由だ」

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