2016年のGP2シリーズをランキング2位で終えたイタリア人若手ドライバーのアントニオ・ジョビナッツィが2017年にフェラーリの控えドライバーに指名されるようだと伝えられている。
GP2シリーズの2016年シーズン最終ラウンドでレッドブルの育成ドライバーであるピエール・ガスリーに逆転でタイトルを奪われてしまったものの、ジョビナッツィが2017年にはF1にさらに一歩近づくことになるだろうと言われていた。
そして、このほどイタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』が、ジョビナッツィが2017年にはフェラーリと控えドライバーを結ぶことになるだろうと次のように伝えている。
「今後数日のうちに、恐らくは月曜日(26日)にマラネロ(フェラーリ本部)で行われるジャーナリストとのクリスマス昼食会において、フェラーリがジョビナッツィが(ドライバー育成)アカデミーに迎え入れられることを発表するだろうとみられている」
現在ジョビナッツィのマネジャーを務めるエンリコ・ザナリーニは、かつてエディ・アーバインやジャンカルロ・フィジケラなどのマネジメントを担当していた人物で、現在もフェラーリとは密接な関係にあると言われている。
『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は、ジョビナッツィの控えドライバー契約に関してはこのザナリーニが重要な役割を果たしたようだと報じている。