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55億円を“捨てた”ロズベルグ「ハミルトンに勝てて特別に嬉しかった」

2016年12月15日(木)11:20 am

2016年のF1最終戦アブダビGPで2位フィニッシュを果たし、念願のF1チャンピオンの座を手にいれたニコ・ロズベルグが自身の引退に関して語った。

フランスのテレビ局『Canal Plus(カナル・プリュ)』から今回の引退決意について尋ねられたロズベルグは次のように答えた。

「ジャック(1997年のF1チャンピオンであるビルヌーブ)から可能な限り長く続けろと言われたことがあるんだ。だけど僕はそれには耳を貸さなかったし、自分の決断に関しては楽観しているよ」

■あと1週間多忙な日々が続くロズベルグ

だが、F1引退を決めたからといって現時点でのロズベルグはまだのんびりとできるような状況ではないようだ。最初で唯一のF1タイトルを獲得したロズベルグは、そのプロモーションのために世界中を飛び回る日々が続いているためだ。

ロズベルグは訪問先のパリで次のように語った。

「僕は毎日違う国を訪れているし、時には1日のうちに数か国を回ることもあるんだ。だけど、それも12月20日(火)にはすべて終わるし、そうしたら僕は自由さ」

「僕はこのツアーを自分のタイトルのことを考えながら回っているし、引退のことは考えていない。1週間たってすべてが終われば、すごく奇妙な感じを受けるかもね」

■これからはハミルトンを応援していく

ロズベルグにとってもうひとつ奇妙に感じるかもしれないのは、チームメートとして激しいF1タイトル争いを演じ、時には非常に関係が悪化したこともあったルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)との関係が劇的に変化することかもしれない。

「僕は常にルイスと戦っていたように感じているし、彼はいつも僕よりも少し勝っていた。だから彼に勝ってチャンピオンになれたのは特別にうれしいことだったよ」

そう語ったロズベルグは、これからはハミルトンを応援していくと次のように付け加えた。

「ルイスとの関係は、僕がF1キャリアを終える決心をしたことには何の影響もなかったよ。これからは僕が彼をサポートすることだって可能さ。もし彼が8回F1タイトルを取れば、今年の僕のパフォーマンスの価値がさらに上がることにもなるしね」

■これ以上稼いでも今以上に幸福にはなれない

ちなみに、突然今季限りでF1引退を決めたロズベルグだが、すでに2017年と2018年の2年間にわたる契約をメルセデスAMGと結んでいた。もし引退せずにそのまま現役を続ければ4,500万ユーロ(約55億円)とも言われる報酬を手にすることができたはずだ。

どうして、それだけの高額報酬をあきらめることができたのかと質問されたロズベルグは、次のように答えた。

「いい契約だったよね。だけど、僕は決断するにあたって金のことは考えもしなかったんだ。これまでの仕事を通じて多くの金を稼ぐことができたし、これ以上の金を稼いだからってそれによって将来さらに幸せになれるとは思わなかったのさ」

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