マクラーレン・ホンダ、続行に光

ロズベルグ後任にウェーレインを推すメルセデスAMG技術者

2016年12月09日(金)17:15 pm

2016年のF1チャンピオンとなったニコ・ロズベルグが突然の引退発表を行ったことで、急きょ来季ルイス・ハミルトンのチームメートを務めるドライバーを確保する必要に迫られているメルセデスAMGだが、実際のところまだ誰が3年連続チャンピオンチームとなったメルセデスAMGのシートを確保するのかは分からない状況だ。

●小林可夢偉より先にメルセデスへ応募していた2人の元F1ドライバー 1人は日本人(履歴書添付)、1人はファクトリーへ

■アロンソは渡せないとマクラーレン

メルセデスAMGでは12月中にはロズベルグの後任ドライバーを確定させたいとしているが、当然ながら、この時期にはすでに有力ドライバーはすべて来季の契約を結んでいる。しかし、うわさによればメルセデスAMGではマクラーレン・ホンダに所属するフェルナンド・アロンソの獲得を狙っているとも言われている。

だが、新たにエグゼクティブディレクターとしてマクラーレンに加入したザック・ブラウンは、「メルセデスAMGは残念だろうが、フェルナンドは売りに出せないと思うね」と『SBD Global(スポーツ・ビジネス・デイリー・グローバル)』に語った。

■経験豊かなドライバーが必須だとハミルトン

アロンソ以外にも、バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)や、最近ではセルジオ・ペレス(フォース・インディア)の名前も候補としてあげられている。

来季通算4度目のF1ドライバーズタイトル獲得を目指すハミルトンは、自分のチームメートには経験のあるドライバーを期待しているとイタリアの『La Repubblica(レプブリカ)』に次のように語った。

「(レギュレーション変更により)新しいクルマを手にすることになる。だから、その開発を助けるためにも経験のあるドライバーが必要だし、それがすごく重要になると思うよ」

■自分たちの育成ドライバー昇格が好ましいとエンジニアリングディレクター

メルセデスAMGのエンジニアリングディレクターを務めるアルド・コスタは、実質的なチーム代表であるトト・ヴォルフ(ビジネス担当エグゼクティブディレクター)は「非常に難しい決断」を迫られることになるだろうと認めたものの、自分たちの育成ドライバーを昇格させることが好ましいと考えているようだ。

「我々は、いつかルイスやニコの後任とすべく、若いドライバーたちを懸命に育ててきた」と語ったコスタは、次のように続けた。

「そのチャンスが少し早く訪れてしまったのは確かだが、我々の若手ドライバーたちは素晴らしい可能性を秘めていると信じているよ」

コスタが言うメルセデスの若手ドライバーとは、もちろん今季マノーでF1デビューを飾ったパスカル・ウェーレインとエステバン・オコンのことだ。

■ウェーレインは非常にいい選択肢

だが、オコンはすでに来季はフォース・インディアへ移籍することが決定しており、可能性が高いのはウェーレインの方となりそうだ。

「パスカルの方が少し経験も豊かだ。彼は来年に向けてピレリのタイヤ開発にも携わってきたし、非常にいい選択肢のひとつだろうね」

そう語ったコスタだが、まだほかの選択肢についても検討すべきことが残っていると次のように付け加えた。

「まずは、我々の(ジュニア)プログラムから選ぶという選択肢がある。そのほかのドライバーたちは現在の契約がどうなっているか次第だからね。だから、我々としてもすべてを検討することになるし、シーズンのこの時期においてかなり難しい判断を行うことになるよ」

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