初のF1ドライバーズタイトルを獲得した直後に今季限りでのF1引退を決めたニコ・ロズベルグが、自分の後任には同じドイツ国籍のパスカル・ウェーレインがふさわしいと考えていることを示唆した。
うわさでは、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)やセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)もメルセデスAMGの2017年のドライバー候補に上っていると言われている。
だが、大方の見方では、メルセデスの育成ドライバーであり、今季マノーでF1デビューを飾って1年間F1で戦う経験を積んだウェーレインが最有力候補だろうと言われている。
■ウェーレインの昇格を期待するロズベルグ
ロズベルグは、ウェーレインが自分の後任ドライバーとなることを期待していると次のように語った。
「パスカルはドイツにとって今後に向けた大きな希望だ。もちろん、候補者リストには彼の名前があるはずだ」
■具体的に誰かを推薦するようなことはできない
だが、31歳でF1引退を決めたロズベルグは、メルセデスAMGに対して積極的に自分の後任としてルイス・ハミルトンのチームメートとなるドライバーを推薦するようなことはしたくないと語り、次のように付け加えた。
「僕はそれを最もうまく判断できる人間ではないからね」
イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』から、来季最強メルセデスAMGのシートを得るのに最もふさわしいと思うドライバーの名前を挙げて欲しいと質問されたロズベルグは、次のように答えるのみだった。
「ハミルトンといい戦いができるいいドライバーであることを期待しているよ」