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【マクラーレン・ホンダ】デニス失脚後の体制、ブーリエは来季ファクトリー責任者か?

2016年11月16日(水)16:54 pm

これまでマクラーレン・グループ最高責任者のポジションに君臨してきたロン・デニスがその職を解かれることが正式に発表されたが、これを受けてマクラーレン内部で大幅な管理体制の見直しが行われることは必至だ。

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■カピートの今後の位置づけは?

デニスは今年初旬にフォルクスワーゲンのモータースポーツ責任者を務めていたヨースト・カピートをマクラーレン・レーシングのCEOに据えることを決定していたが、そのカピートはフォルクスワーゲンでの引き継ぎを終えた今季後半からやっとチームに合流したばかりだ。

デニスがチーム運営から離れることになったことで、今後のカピートの位置づけについても不透明な状況となってきているのも確かだろう。

■ブーリエはファクトリー担当に?

カピートの合流により、現在マクラーレンF1チームのレーシングディレクターを務めているエリック・ブーリエとの業務分掌がどうなるのかということについても以前から疑問の声が上がっていた。

だが、スペインの『Marca(マルカ)』は、2017年以降はブーリエがレース現場ではなく、ファクトリーでの業務を中心とする役割を負うことになりそうだと報じている。

つまり、レースに帯同し、サーキットでの指揮を執るのはカピートとなり、ブーリエはファクトリーにおいて開発部隊をとりまとめるという形になりそうだというわけだ。

■その業務に関しては経験もあるとブーリエ

ブーリエもそれを示唆するように、次のようなコメントを行っている。

「こういう時期において、しかも21レースも行われる中、ひとつの中心的なチームだけでチームのすべての仕事をこなすことはできない」

「我々は多くの時間を本部から離れて過ごしているが、もし誰かがファクトリーにとどまり、ほかの業務を遂行していく必要があるとすれば、それはまさに私がロータス時代にすでに経験してきた役割だよ」

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