ブラジルGP(13日決勝)で2016年のチャンピオンが決定する可能性もある中、決勝の天候に目が注がれている。
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現在ランキングトップのニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は、ブラジルGPで優勝さえすれば、たとえルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が2位でフィニッシュしても、自身初のタイトル獲得を決めることができる。
予選ではハミルトンが意地を見せてポールポジションを獲得。ロズベルグは2番手グリッドからスタートする。
■チームにプレッシャーはなし
メルセデスAMGはすでにチーム別のコンストラクターズ選手権タイトル獲得を決めており、ドライバーズタイトルもチームのドライバーが獲得することは確定している。
そのため、メルセデスAMG非常勤会長のニキ・ラウダは、「緊張は一切ない」と『Bild(ビルト)』紙に話している。
「トト(ヴォルフ/ビジネス部門のエグゼクティブディレクター)と私は、われわれのクルマのどちらが(予選で)前になるか賭けていたんだよ」
「私はルイスだと言い、トトはニコだと言った。だから私が正しかった」
■雨で「すべてが変わる可能性もある」
とはいえ、日曜日は雨の予報もあり、ラウダも油断していない。
「明日の天気はあまり良さそうにない」
「すべてが変わる可能性もある」
しかし、ロズベルグは重要な場面でもプレッシャーにうまく対処できるだろうとラウダは話す。
「ニコは今夜眠りにつき、明日目が覚めたら、天候を見るだろう。そして、レースはどんな展開になるだろうかと考え始めるだろうね」
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