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【予選レポート】ハミルトンが3戦連続ポール アロンソはQ3進出/F1ブラジルGP

2016年11月13日(日)2:20 am

2016年F1第20戦ブラジルGPが12日(土)、インテルラゴス・サーキット(1周4.309km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間13日午前1時)から行われた予選でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。今季11回目、通算60回目。

●【予選タイム結果】第20戦F1ブラジルGP、Q1-Q2-Q3タイム、周回数

曇り空の下で開始されたQ1では、天候の変化に備えメルセデスAMG勢がいち早くコースインしていく。ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが順当に1-2体制を築き、レッドブルやフェラーリが続いていく。

マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは最初のアタックで10番手につけ、Q1突破をほぼ決定づける。だが、ジェンソン・バトンはペースが上がらず、ノックアウトゾーンから抜け出すことができなかった。

Q1で敗退となった6名のドライバーは次の通り。17番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、18番手ケビン・マグヌッセン(ルノー)、19番手パスカル・ウェーレイン(マノー)、20番手エステバン・オコン(マノー)、21番手マーカス・エリクソン(ザウバー)、22番手フェリペ・ナッセ(ザウバー)。

Q2では、トップ3チームが順当に上位を占める中、アロンソは最初のアタックで8番手につける。Q3進出をかけた2回目のアタック合戦でアロンソが自己ベストを更新して7番手に浮上。最初のアタックで7番手に位置していたバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)はセルジオ・ペレス(フォース・インディア)、ロマン・グロージャン(ハース)、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)らにもかわされ、Q2敗退が決定してしまう。

Q2で敗退となった6名のドライバーは次の通り。11番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、12番手エステバン・グティエレス(ハース)、13番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、14番手ダニール・クビアト(トロロッソ)、15番手カルロス・サインツ(トロロッソ)、16番手ジョリオン・パーマー(ルノー)。

Q3では、最初のアタックでハミルトンがトップタイムをマークして暫定ポールの位置につける。ロズベルグはわずかに及ばず、2回目のアタックで逆転ポールを狙うことに。

一方、アロンソは最初のアタックでトップ3チームに続く7番手の位置を確保する。ところが、セッション終盤に1アタック作戦をとったハースのロマン・グロージャンが7番手に浮上。アロンソも2回目のアタックに臨むが、フォース・インディア勢にもかわされ、最終的には10番手で予選を終えた。

ポールポジションをかけた最後のアタックに臨んだメルセデスAMG勢だが、セクター1ではロズベルグがハミルトンを上回るペースで走り抜ける。ハミルトンは最終セクターでタイムが伸びず、ロズベルグの逆転ポールかと思われた。ところがロズベルグも最終セクターでタイムを失い、結局ハミルトンにコンマ1秒の差をつけられてポールを逃した。

Q3の結果は次の通り。ポールポジションはルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、2番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、3番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、4番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、5番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、6番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、7番手ロマン・グロージャン(ハース)、8番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、9番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、10番手フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)。

明日のサンパウロは降水確率が80%と予報されており、雨のレースとなる可能性が高くなっている。雨を得意とするアロンソやバトンのマクラーレン・ホンダ勢にはチャンスが増えることになるとともに、タイトル争いにも大きな影響が及ぶことも考えられる。

日本時間14日(日)午前1時から始まるブラジルGP決勝は見逃せない1戦となりそうだ。

●【動画】F1ブラジルGP予選 ハイライト映像

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