フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは、プレッシャーがあるのは当然だと話している。
3度のF1チャンピオンでフェラーリに在籍したこともあるメルセデスAMG非常勤会長のニキ・ラウダは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルについてイタリアの『Autosprint(オートスプリント)』にこう話した。
「ベッテルは今や不安定だ。マルキオンネ(フェラーリ会長)とイタリア全土からのプレッシャーが大きすぎるからだよ」
■フォーミュラE参戦も検討中のフェラーリ
マルキオンネは、最近の株主との電話会議で、チーム予算を増やすつもりはないと語った。
「投入したい金はもうすべて投入したと思う」
また、マルキオンネはフォーミュラEへの参戦も検討していると明かした。
■「助けは必要ない」とアリバベーネ
F1最高責任者のバーニー・エクレストンから「サポート役が必要だ」と言われたことについて、アリバベーネはブラジルGP(13日決勝)で次のように答えた。
「その翌日に彼は逆のことを言ったよ。それに、頼んでもいないのに私のところへ説明しにきてくれた」
「私に助けは必要ない。私はフェラーリのレース部門の一員であり、何百人ものスタッフが近くにいる」
■フェラーリにプレッシャーはつきもの
また、アリバベーネはプレッシャーについて次のように語っている。
「プレッシャーについて話はできるが、奇妙なことではない」
「こういったチームで働く以上、契約に署名した日から、このスポーツで自分が指さされることは分かる。なぜなら、われわれはフェラーリだからだ」
「“あなたたちは多くのプレッシャーにさらされているでしょう?”と言われるが、笑ってしまうよ。だから何だ?ってね」
●予選3番手のライコネン「驚きの結果だ。マシンにポテンシャルあり」
●セバスチャン・ベッテル「3番手は行けた。Q3で最終コーナーを攻めきれず」
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