エステバン・グティエレス(現ハース)は、先ほどSNSで「ハースに別れ」を告げる投稿をし、その中で、「今後についてはまもなく発表したい」と書いていた。
■ハース、ザウバー、マノー
ハースは、ルノーから抜けたケビン・マグヌッセン(現ルノー)が契約したと言われており、ロマン・グロージャンの残留とともにまもなく発表される見通しだ。
ザウバーはマーカス・エリクソンとフェリペ・ナッセの現ラインナップの継続が濃厚だ。
そうなると、グティエレスは残るマノーのシートを目指すしかなくなる。マノーの1つはパスカル・ウェーレイン(現マノー)が契約を延長するため、残りは1席だ。
■問題はスポンサーマネー
問題は、グティエレスを支援するメキシコの通信会社『Telmex(テルメックス)』がフェラーリをスポンサードしており、そのフェラーリのテストドライバーだったグティエレスは、フェラーリのサポートを得て起ち上がったハースに在籍していたことだ。
マノーは、セルジオ・ペレスが所属するフォース・インディアのように『Telmex(テルメックス)』の大型支援を期待したいところだが、フェラーリ&ハースの資金をそのまま移すことができるのかどうかは不明だ。マノーはメルセデスエンジンを使用している。
グティエレスは、マノーの決定を待つしかない状況だ。