ルノーでは、次戦F1ブラジルGP(13日決勝)までに2017年にニコ・ヒュルケンベルグのチームメートを務めるドライバーを決定することになるようだ。
今季ルノーのドライバーを務めたケビン・マグヌッセンとジョリオン・パーマーは、残りのひとつのシートに自分が座ることができるのかどうか、チームの決定を忍耐強く待っている。
だが、うわさに上っているライバルは多い。メルセデスの契約下にあるエステバン・オコン(マノー)や、F1最高責任者バーニー・エクレストンの後押しも得られているとうわさされるフェリペ・ナッセ(ザウバー)などもルノーのシートを目指していると言われている。
そんな中、ルノーのチーム代表を務めるフレデリク・ヴァスールは、母国フランスのテレビ局『Canal Plus(カナル・プリュ)』に次のように語った。
「交渉はゆっくり進展しているよ」
「我々はブラジルGPまでには決断を下すことになると思っている」
ということは、11日(金)に開幕するブラジルGPの開催中にルノーが来季のドライバーラインアップを発表することになる可能性が高そうだ。
一方、候補の1人であるマグヌッセンに関しては、ルノーが来季の契約を延長することにしたという報道がある一方で、ハースから来季のシートをオファーされたという報道も行われるなど、情報が錯そうしている状態だ。
実際のところはどうなのかと質問されたヴァスールは、次のように答えている。
「うわさに惑わされてはだめだよ。それは記者たちの癖みたいなものだからね」