【マクラーレン・ホンダ】バトン「面白いバランスを見つけた。タイヤ戦略でチャンスも」
マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが、メキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われた2016年F1第19戦メキシコGP初日を終えて次のようにコメントした。
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■ジェンソン・バトン「重要なのはQ3進出よりポイント獲得のための戦略」
フリー1／18番手 1:23.342
フリー2／12番手 1:21.198
「午前中はかなりたくさんの全体的テスト作業からスタートした。だから、今週末に向けてフリー走行1回目はそれほど役立つものではなかったよ」
「フリー走行2回目ではメキシコに特化したテストをたくさんやることができた。バランスにかなり取り組んだよ。そして最終的にはかなり面白いものを見つけることができた。ここではあまりいい感触を得られそうだとは思っていない。空気が薄くてグリップがかなり低いからね。だけど明日取り組めることを見つけられたんじゃないかと期待しているよ」
「スーパーソフトタイヤはかなりグレイニングが発生するね。だけど、デグラデーション（性能低下）はセッションを通じてよくなったよ。でも、ロングランは難しかった。誰もがスーパーソフトではそうだったんじゃないかと思うよ。だけど自分たちが手にしているものを最大限に利用するしかない」
「決勝のスタートでは多くのクルマがスーパーソフトを使い、4周か5周でピットに入るんじゃないかと思っている。だけど、それによって混乱も発生するだろうし、面白みも増すんじゃないかと思うよ。ミディアムタイヤはほかの2つ（スーパーソフトとソフト）よりももっとうまく機能している。それが一番長持ちするし、ここまでのところグレイニングも発生しなかった。でもグリップはそれなりだけどね」
「僕たちはトップ10ぎりぎりじゃないかと思っている。前回のレースよりも少し難しいかもしれないね。だけど、トップ10からほんの少しはみだすのはそれほど悪いことじゃないよ。そうすればタイヤ戦略の選択肢が増えるからね。もちろん、僕たちもQ3に進めるよう全力を尽くすよ。それでも、レース戦略のほうがQ3に進んだことへの称賛よりも重要だよ。目標はポイントを取ることだからね」
「最後に、金曜日なのにすでに多くの観客が来てくれたのは本当にうれしいね。ここのファンは素晴らしいし、F1をすごく応援してくれる。素晴らしい雰囲気だし、週末が楽しみだよ」
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