1991年、F1メキシコGPの車載映像が公開された。ホンダV12サウンドが轟くマクラーレン・ホンダをドライブするのは、アイルトン・セナのチームメート、ゲルハルト・ベルガー。コースは、改修前のエルマノス・ロドリゲス・サーキットだ。
■迫力満点のリア映像
車載カメラは予選5番グリッドからスタートしたベルガーのリアエンドに取り付けられており、スタート直後にテールスライドしながら火花を散らすシーンや、真後ろのグリッドにいる予選7番手のアラン・プロスト(フェラーリ、カーナンバー27)、予選6番手のネルソン・ピケ(ベネトン・フォード、カーナンバー20)、それらと激しく争う中嶋悟のチームメート、ステファノ・モデナ(ティレル・ホンダ、カーナンバー4)などの攻防が見られる。
■後半のドライバーズビューも激しい
後半の車載映像はドライバービューに切り替わり、オープニングラップで滑るタイヤをコントロールしながら前を追うベルガーのドライビングが楽しめる。
エンジンサウンドは違うものの、2017年はこのようなワイドタイヤでの戦いが見られるだろう。
●【車載映像】1991年マクラーレン・ホンダV12の迫力満点な映像(1:49)