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【予選レポート】ハミルトンがオースティンで初ポール マクラーレン・ホンダQ3進出ならず/F1アメリカGP

2016年10月23日(日)4:19 am

2016年F1第18戦アメリカGPが10月22日(土)、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(1周5.513km)で2日目を迎え、現地時間13時(日本時間23日午前3時)から行われた予選でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。今季9回目、通算58回目。

●【予選タイム結果】アメリカGP予選、Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

Q1では、上位チームが順当にタイムを刻む中、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは最初ソフトタイヤでアタックするという作戦をとる。全員が最初のアタックを終えた時点で21番手となったバトンは、セッション終盤にスーパーソフトに履き替えてコースイン。セクター1、2と自己ベストタイムをマークしながらつなぐものの、最終セクターでほかのクルマの影響を受けてしまいタイムを伸ばすことができず、結局19番手でQ1敗退となった。

Q1でトップタイムを刻んだのはハミルトン。マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは13番手で予選Q2に進出した。

Q1で敗退となった6名のドライバーは次の通り。17番手ロマン・グロージャン(ハース)、18番手ケビン・マグヌッセン(ルノー)、19番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、20番手パスカル・ウェーレイン(マノー)、21番手フェリペ・ナッセ(ザウバー)、22番手エステバン・オコン(マノー)。

Q2では、メルセデスAMG勢が決勝で有利なタイヤ戦略をとるべく、ソフトタイヤでセッションに臨む。レッドブルは2台で作戦を分け、ダニエル・リカルドがスーパーソフト、マックス・フェルスタッペンがメルセデスAMG同様ソフトタイヤでアタックを開始する。リカルドが順当にトップタイムを刻み、ソフトタイヤのメルセデスAMG勢がそれに続く。

最初のアタックを終えた時点で10番手につけていたアロンソだが、2回目のアタックでは順位を下げ、12番手でQ3進出を逃す結果となった。

Q2で敗退となった6名のドライバーは次の通り。11番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、12番手フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、13番手ダニール・クビアト(トロロッソ)、14番手エステバン・グティエレス(ハース)、15番手ジョリオン・パーマー(ルノー)、16番手マーカス・エリクソン(ザウバー)。

Q3では、やはりメルセデスAMG勢がライバルたちよりも頭ひとつ抜ける速さを見せつける。最初のアタックではハミルトンが暫定ポールタイムを刻み、ロズベルグを上回る。そしてレッドブルのリカルドとフェルスタッペン、フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンがそれに続いた。

2回目のアタックが開始され、セクター1はハミルトン、セクター2はロズベルグが全体ベストを刻みながら周回するが、ハミルトンが唯一1分34秒台に入れるタイムを刻みポールポジションを確定づけた。サーキット・オブ・ジ・アメリカズでこれまで3勝をあげているハミルトンだが、ポールポジションを獲得したのはこれが初めてとなる。

Q3の結果は次の通り。ポールポジションはルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、2番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、3番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、4番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、5番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、6番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、7番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、8番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、9番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、10番手カルロス・サインツ(トロロッソ)。

Q3進出が期待されたマクラーレン・ホンダ勢だったが、アロンソは12番手、バトンはトラフィックの影響を受ける不運もあり19番手でアメリカGP予選を終えている。

F1アメリカGP決勝は、日本時間24日午前4時から始まる。

●【予選スピード】バトン、やはり不運だった・・・/F1アメリカGP
●【予選セクタータイム】マクラーレン・ホンダ、一発の遅さが課題/F1アメリカGP

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