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【P3レポート】フェルスタッペンがトップ!レッドブル勢いづく マクラーレン・ホンダ勢トップ10/F1アメリカGP

2016年10月23日(日)1:30 am

2016年F1第18戦アメリカGPが10月22日(土)、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(1周5.513km)で2日目を迎え、現地時間10時(日本時間23日午前0時)から行われたフリー走行3回目でレッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップに立った。

●【P3タイム結果】F1アメリカGPフリー走行3回目、タイム差、周回数

セッション開始後17分ほどが経過したところでマノーのパスカル・ウェーレインがコースオフしグラベルにつかまり、このクルマの撤去作業のために10分近くセッションが中断されるというハプニングが発生。これにより、各チームの走行プログラムに影響が及ぶこととなる。

セッションが再開されると、まずスーパーソフトタイヤを履いたフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークする。しかし、ソフトタイヤのメルセデスAMGのニコ・ロズベルグがそのタイムを更新してトップに立つ。

だが、その後スーパーソフトタイヤのダニエル・リカルド(レッドブル)がロズベルグのタイムを塗り替える。ロズベルグと同じソフトタイヤでアタックを行ったルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)もリカルドのタイムには届かなかった。

そしてセッションの残り時間が13分ほどとなったところでスーパーソフトに履き替えたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がチームメートのタイムを更新し、トップに躍り出た。終盤にスーパーソフトでタイムアタックを行ったフェラーリのキミ・ライコネンはレッドブル勢には届かず3番手にとどまった。

セッションの残り時間がわずかになったところでメルセデスAMG勢がいよいよスーパーソフトでコースイン。しかし、ロズベルグはセクター1で全体ベストに届かず、そのままタイム計測を中止してしまう。さらにハミルトンもほかのクルマの影響を受けてクリアなラップがとれないままセッション終了時刻を迎えてしまった。

これにより、メルセデスAMG勢がスーパーソフトタイヤでの実力を見せることなく、レッドブル勢の1-2体制で予選前最後のセッションが終了。だが、レッドブル勢のペースはかなりよく、いつもより緊迫した予選、決勝を迎える可能性が高くなっている。

鈴鹿で行われた前戦日本GPでは予想以上の苦戦を強いられたマクラーレン・ホンダだが、このセッションも前日のフリー走行2回目に続いてジェンソン・バトンが9番手、フェルナンド・アロンソが10番手で2台ともにトップ10入りを達成。予選Q3進出に向けて期待が膨らむ結果となった。

アメリカGPフリー走行3回目のトップ10ドライバーは以下の通り。

トップはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、3番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、4番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、5番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、6番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、7番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、8番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、9番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、10番手フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)。

F1アメリカGP予選は、このあと午前3時から始まる。

●【P3タイム結果】F1アメリカGPフリー走行3回目、タイム差、周回数

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