マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、前回のタイトル獲得からちょうど10年の節目にも、特別心が動かされることはないと話している。
F1アメリカGP(23日決勝)が行われる今週末は、アロンソが2006年にルノーで2年連続のチャンピオンになってからちょうど10年の節目にあたる。
これについてスペインのテレビ局『Movistar(モビスター)』に聞かれると、アロンソはこう答えた。
「10年でも、5年でも、12年でも、ただの数字だ。何も変わらないよ」
「僕は今週末にどっぷりつかっているから、ほかのことは何も考えない。もちろん、あの日の光景を思えば喜びと誇らしさが沸いてくるけれどね」
■マクラーレン・ホンダで勝つことに意味がある
また、『BBC』のインタビューでも同じ質問を受けたアロンソは、次のように話している。
「もちろん、タイトルを3回獲得できたらいいだろうね。アイルトン(セナ)と同じ数だ」
「でも、そうなったら、ただ3回目だというよりはるかに大きな意味を持つだろう。マクラーレン・ホンダで勝ったということだし、いかに短時間でプロジェクトが成長したかを意味するからね」
「それが僕にとって今一番大きな意味を持つことだ」