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マクラーレン総帥のロン・デニスに失墜の危機?チームはこれを否定

2016年10月20日(木)16:43 pm

イギリスのメディアが19日(水)に、マクラーレン総帥の立場にあるロン・デニスが、今後その地位を失う可能性があると報じた。

■デニスと共同オーナーの関係が悪化との報道

『Times(タイムズ)』は、長くマクラーレンのトップに君臨してきたデニスだが、共同オーナーであるマンスール・オジェやバーレーン国営ファンドとの折り合いが悪くなっており、「現在の地位を守るために戦っている」とし、次のように付け加えている。

「役員室内での関係がこじれたことで、オジェはバーレーン人と手を結んだ」

さらに、『Telegraph(テレグラフ)』紙も同様のニュースを伝えており、69歳となるデニスはほかのマクラーレン共同オーナーたちとの「関係が非常に悪化している」と書いている。

現時点では、マクラーレン・グループの株式のうち25%ずつをデニスとオジェが所有しており、残りの50%をバーレーンの国営ファンドであるマムタラカトが所有していると言われている。もしこうした報道が事実であれば、デニスが現在のグループ会長兼CEO(最高経営責任者)の地位を追われる可能性があるのは確かだろう。

■マクラーレンはこの報道を否定

こうした報道に対し、マクラーレンの広報担当者は19日(日)に次のような反論コメントを行った。

「あなた方からの質問への答えとして、ロン・デニスは自分が身を引くつもりはないと断言した」

だが、広報担当者は同時に「株式の移譲や再編成の可能性」に関する話し合いが行われていることは事実だと認めている。

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