NEXT...F1開催スケジュール

ウェーレイン「ハミルトンが再逆転する可能性もある」

2016年10月19日(水)18:56 pm

過去最多となる年間21戦が組まれた2016年のF1シーズンも、残すところあと4レースとなっている。

■F1タイトル3連覇が厳しくなったハミルトン

この時点では、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグがディフェンディングチャンピオンであるチームメートのルイス・ハミルトンに33ポイント差をつけており、初のF1タイトル獲得の期待が大きく膨らんできている。

ハミルトンは、現時点ではすでに自力優勝のチャンスは消えており、仮に残りの4レースにすべて勝利しても、ロズベルグが2位をキープし続ければタイトルを獲得することはできない。

この先もハプニングやアクシデントが起こる可能性もあり、まだ予断を許さない部分もあるが、現時点ではF1解説者や評論家の多くがロズベルグが初タイトルを手にするだろうと考えているのが現実だ。

■メルセデスAMGのドライバーはどちらも過小評価できない

だが、メルセデスの育成ドライバーであり、今季マノーからF1デビューを飾ったパスカル・ウェーレインは、まだハミルトンが逆転するチャンスも大いにあると『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように語った。

「メルセデスAMGのドライバーはどちらも自分たちのやり方を持つ天才だよ」

「こういう言い方をしておこうか。彼らのうちの1人にはすでにチャンスがないと言われている。だけど、片方のドライバーが打ち負かされるようなことがあれば、すぐに別のドライバーが生き返ってくるよ」

「だから、どうなるか様子を見ることにしよう。僕に関しては、今はものすごくワクワクしているよ。彼らは後退したり、また前に出たりしてきたからね」

そう語ったウェーレインは、次のように付け加えた。

「残念ながら、ルイスの方には何度か不運が起きた。そこで失ったポイントを埋め合わせるのは簡単なことではないよ。だけど、さっきも言ったように、彼らはどちらも過小評価するわけにはいかないよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック