予選トップタイムで初PPを獲得した尾野弘樹(Honda Team Asia)は、フリー走行でのペナルティーにより4番手からスタート。
ニッコロ・ブレガ、アンドレア・ミニョのKTM勢とし烈な3位番手争いを制し、初めて表彰台に登壇した。しかし、その後の車検で最低重量規定に違反していることが判明し、失格となった。
■尾野弘樹(Moto3 失格)
「スタートがうまくいって、トップ争いができました。タイヤを温存しながら終盤にプッシュして前に出ようと思いました。
序盤は辛くて、そのため、トップ争いができなかったことは心残りですが3位になれたし、初めて表彰台に登れたことは本当にうれしかったです。
しかし、レース後、着替えているときに失格を知らされ、いただいたトロフィーを持っていかれてしまいました。自分としては、3位になれた充実感もあります。一体なにが起こったのかという気持ちですが、まだレースは続きます。次戦オーストラリアに向けて気持ちを切り替えたいです」