16日(日)、MotoGP第15戦 日本GPでMoto2クラスのウォームアップがツインリンクもてぎ(栃木県)で行われ、日本人ライダー#30 中上貴晶(IDEMITSU HONDA TEAM ASIA)が5番手タイムを記録した。
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昨日の予選では7番手に終わったが、トップからわずか0.5秒というタイム差だった。決勝レースでは優勝を狙う。
■中上貴晶(Moto2 予選7番手)
「ポールポジション争いがしたかったですし、できればフロントローに並びたかったです。望んでいた結果ではないですし、とても悔しいです。自己ベストを0.8秒更新したのですが、周りが思った以上にタイムを上げてきたこともあり7番手でした。
フリー走行3回目で試したセッティングの方向があまりよくなく、予選では昨日のセッティングに戻しました。FP3を有効に使えなかったことが悔やまれます。
しかし、決勝に向けて上位のライダーと変わらないアベレージを記録できています。昨年に比べて常に安定して走ることができているので、自信を持って決勝を走り、優勝して日の丸を揚げたいです」
■関口太郎(Moto2 予選30番手)
「ワイルドカードでの参戦では、勝負しますというレベルにはいけないのが現実です。それでも、走行ごとにタイムは上がっています。転ばずにメニューをこなし、予選を終えることができました。
経験値を上げたいという思いで参戦しました。そういう意味では、GPライダーとの違いがすごくあるということが分かりましたし、その差を埋めるために、ライダーとしても、チームとしても懸命に考えてトライできています。この経験が、絶対に次につながると思っています。決勝もひたすら一生懸命に走ってチェッカーを受けたいです」