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【MotoGP】スズキ、エスパルガロ「タイヤは明日決める」ビニャーレス「ペースは安定して速い」/日本GP予選

2016年10月15日(土)22:43 pm

アレイシ・エスパルガロとマーベリック・ビニャーレスは明日のMOTUL日本GPの決勝に向けた予選を終え、2列目と3列目からそれぞれスタートすることとなった。

二人のGSX-RRライダーは今日のFP3で5番手、6番手に付け、Q2にストレートイン。Q2で積極的にアタックし、エスパルガロ6番手、ビニャーレス7番手で予選を終えた。

■エスパルガロが6番手

エスパルガロにとってポジティブな日となった日本GP二日目は、朝のFP3で既に5番手と上位に付け、そこからコンスタントに速いラップを刻み続けた。エルパルガロのGSX-RRは昨日のデータを基に施したセットアップが効果を発揮し、マシンに対して良いフィーリングを得たことから自信を持ってコースを攻めることができ、着実な進化、特にリヤに関してのフィーリングの飛躍的向上を遂げることに成功した。これが予選での走りをサポートし、1'44.494というタイムを予選でマークし、セカンドロウに付けた。

■ビニャーレスは7番手

一方のビニャーレスにとっての日本GP二日目は、やや難しい一日となってしまった。今日の朝のセッションでは進化を見せ、FP4では試したかったこともトライでき、良いセッションとなったのだが、期待した最終セッションにすることはできなかった。彼のレースはいつもアグレッシブなもので、明日もスタートから全力でコースを攻め続ける姿を見せてくれるはずだ。

■アレイシ・エスパルガロ、予選後のコメント

「この週末はここまでずっと、ハッピーに過ごせているよ。正直言って、時間が進んでいくごとに良くなると期待していて、ファーストロウに並べるのではないかという手応えもあったのだけれど、セクター1で少しうまく走れないところがあり、ラップタイムをさらに引き上げることはできなかった。

でも、去年はポールタイムから少し離されてしまっていたけど、去年のタイムよりもコンマ5秒速いタイムを刻むことができており、とてもハッピーだよ。FP4でのペースはとても良く、今まで経験してきた中でもとても良いセッションだったよ。そう、本当に満足しているんだ。

リヤタイヤについてはもう決めているけど、フロントに関してはまだちょっと決めかねている。明日のフリー走行でそのあたりをチェックし、チョイスするつもり。

ブレーキング時のマネージメントがレースでは重要で、特にこのサーキットはハードブレーキングを多用するのでブレーキは高熱になり、これは我々にとって重要なポイントになる。僕は身長が高いから体重もあり、ブレーキの問題は他のライダーよりも重要になるんだ。ブレーキ温度をうまくマネージメントする必要があり、決勝ではできるだけ他のライダーの後ろに付かず、前を開けた状態で空気をブレーキに当てられるように心がけなければならないね」

■マーベリック・ビニャーレス、予選後のコメント

「今日の予選は私が期待していた形にはならなくて残念だよ。僕たちのポテンシャルを考えると、7番手という位置は後ろ過ぎると思う。

朝のセッションでいくつかの改善を図ることができ、ペースはとても良くなった。でも予選の時に試したセットアップが期待を少しはずれてしまい、タイムアップできずに終わってしまった。そのために良いフィーリングが得られず、ポジティブな予選結果にすることができなかった。

でも僕はこのコースに対して自信があるので、明日のフリー走行では着実な進化を遂げられると信じているんだ。戦略はシンプル。スタートで飛び出し、可能な限り順位を上げること。なぜそういうことが言えるかというと、ペース自体は安定していて速いからだよ」

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