ピレリの2017年用F1タイヤ開発テストにニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)が初めて登場し、スペイン・バルセロナで60周を走行した。ピレリは来季、25パーセント幅広いタイヤを導入するためのテストだ。
2017年モデルのピレリタイヤテストも6回目。今回はメルセデスAMGが2日間のテストを担当する。
ロズベルグは2015年型メルセデスW06に2017年レベルのダウンフォースを追加し、ピレリのプロトタイプタイヤをテストした。
しかし、初日の午前中は路面温度17℃と気温も低く、午後は雨が降ったため、必要なタイヤデータ収集が困難となった。
ロズベルグは午前中にドライで46周、午後はウェットで14周、合計60周を走行している。午前中はスリックタイヤで走行したが、午後はフルウェットタイヤでの走行となった。いずれも2017年サイズだ。
■スリックタイヤ 2017年サイズ
フロント:305/670-13
リア:405/670-13
■フルウェットタイヤ 2017年サイズ
フロント:305/680-13
リア:405/680-13
13日もバルセロナでメルセデスAMGがテスト走行を続け、14日からはアブダビでレッドブルがテストを行う。
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