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【WEC】ポルシェが解説、WECと富士を楽しむ基本情報

2016年10月12日(水)16:42 pm

ポルシェは、919ハイブリッドで10月14日~16日に富士スピードウェイで開催されるFIA世界耐久選手権(WEC)の第7戦に参戦する。

■基本情報

- 富士スピードウェイでの6時間のレースは、2016 FIA WECの第7戦(全9戦)で、現地時間11月16日午前11時にスタートする。

- 車載カメラ、タイム、GPS追跡などの複数のライブ機能が実装されたPorsche Motorsportアプリ(無料)は、porsche.com/fiawecからダウンロードできる。

- 2015年の予選では、ベルンハルト/ウェバー組(1分22秒763)とデュマ/リーブ(1分23秒071)がグリッド最前列を独占した(WECでは、2名のドライバーのベストラップの平均でグリッド位置が決まる)。

- 昨年は、ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組が優勝、それにデュマ/ジャニ/リーブ組が2位で続いた。

- WECの効率規制は、1周あたり消費できるエネルギーを制限している。富士スピードウェイでは、ポルシェ 919ハイブリッドは4.15メガジュールのエネルギー回生システムが発生する電力と、1.559リッター(1.169 kg)のガソリンを使用できる。

- 通常のレース速度(セーフティカーなし)で走行した場合、ポルシェ919ハイブリッドは最長で38周を終了する毎に燃料補給が必要となる。

- 燃料補給とタイヤ交換は同時に行うことが禁止されており、順に行う必要がある。タイヤ交換時に同時に作業できるメカニックは4名、使用できるインパクトレンチは1台のみです。 これにより、ピットストップでの作業時間はF1より大幅に長くなる。

- 通常、ドライバーはタイヤ交換が必要な場合のみ交代する。

- ミシュランのスリックタイヤは、理想的には3回目の燃料補給毎に交換する。

- 富士では3種類のコンパウンドのドライ用スリックタイヤ、オールコンディション用ハイブリッドタイヤ(ソフト)、および2種類のウエット用タイヤが用意される。予選および決勝を通して、ドライタイヤは1台あたり6.5セットが使用できる。

- 富士スピードウェイは1周4.549km、コーナーは16個あり、そのうち10個が右カーブ、6個が左カーブとなっている。

- 2005年、このサーキットは安全上の理由から改修され、2007年および2008年のF1グランプリの会場となった。

- スポーツカー世界耐久選手権では1982年から1988年まで富士戦が組まれていた。1983年、ステファン・ベロフがポルシェ956で最速ラップ1分10秒02を記録した。ただし、これは1周4.360 kmの改修前のレイアウトでの記録だ。

- 2015年のWEC決勝は激しい雨のためセーフティーカー先導でスタートした。2014年、決勝はドライコンディションで行われた。しかし、この時期の富士山周辺の気候は非常に変わりやすくなっている。2013年、WEC決勝は大雨のため早期終了となった。忘れてならないのが、1976年に豪雨のためニキ・ラウダがリタイヤし、ジェームス・ハントがF1タイトルを獲得したドラマだ。

- 富士山は前回1707年に噴火した活火山。富士山は標高3,776 mで日本最高峰であり、神聖な山として信仰の対象となっている。

- 富士スピードウェイは、東京の南西約100kmの位置にある。

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