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【決勝レポート】ロズベルグが初タイトルに大きく前進する鈴鹿初勝利 ホンダは地元で厳しい結果に/F1日本GP

2016年10月09日(日)15:58 pm

2016年F1第17戦日本GPが10月9日(日)、鈴鹿サーキット(1周5.807km)で3日目を迎え、14時から行われた決勝でメルセデスAMGのニコ・ロズベルグが優勝した。今季9勝目、通算23勝目。

●【決勝スピードトラップ】アロンソ、意地の2位/F1日本GP

最前列にポールシッターのロズベルグと並んだディフェンディングチャンピオンのルイス・ハミルトンだったが、またもスタートで大きく出遅れ、一気に8番手にまで順位を落としてしまう。3番グリッドスタートのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がこのチャンスに2番手に浮上。一方4番グリッドスタートのダニエル・リカルド(レッドブル)はセルジオ・ペレス(フォース・インディア)とセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に先行を許してしまう。

その後、総合力に勝るフェラーリがペレスをかわし、ベッテルが3番手に浮上。その後リカルドはピットストップでタイヤ交換に手間取り順位を下げてしまう。キミ・ライコネン(フェラーリ)もフォース・インディアを追い抜いて順位を上げるも、徐々に順位をばん回してきたハミルトンがピット戦略でライコネンの前に出る。

さらにハミルトンは終盤にもピット戦略でベッテルの前でコースに戻り、3番手まで順位を取り戻した。最後には猛烈な追い上げを見せたハミルトンとフェルスタッペンによる2位争いが展開されるが、フェルスタッペンは最後まですきを見せず、ハミルトンに追い抜きを許さなかった。

結局、終始トップの位置をキープしたロズベルグが、ポール・トゥ・ウィンで鈴鹿での初優勝を達成。ハミルトンとのポイント差を33ポイントに開いて残り4レースに臨むことになった。

2位フェルスタッペン、3位ハミルトンがロズベルグとともに鈴鹿の表彰台に上った。

4位以下のドライバーは次の通り。4位セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、5位キミ・ライコネン(フェラーリ)、6位ダニエル・リカルド(レッドブル)、7位セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、8位ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、9位フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、10位バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)。

ホンダのホームレースということで期待されたマクラーレン・ホンダ勢だが、15番手からスタートしたフェルナンド・アロンソは16位、最後尾22番手からスタートしたジェンソン・バトンは18位で日本GP決勝を終えている。

●【レース結果】F1第17戦日本GP、タイム差、周、ピット回数

なお、このレースでメルセデスAMGが3年連続となるコンストラクターズタイトル獲得を決めている。

●メルセデス、鈴鹿でのタイトル獲得を『3連覇Tシャツ』とシャンパンで祝う

次戦2016年F1第18戦アメリカGPは、10月21日(金)の現地時間10時(日本時間22日0時)に開幕。決勝は10月23日(日)の現地時間14時(日本時間24日4時)にスタートする。

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