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ベッテルとハミルトン、鈴鹿で報道陣の標的に

2016年10月09日(日)7:20 am

8日(土)、日本GP開催中の鈴鹿で、トップを争うF1戦士ふたりに精神的な重圧がかかった。

ひとりはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)だ。イタリアの報道陣に向かってチーム代表のマウリツィオ・アリバベーネが、フェラーリでベッテルの将来は安泰ではないと発言。感想を求められたベッテルは、次のように語った。

「マウリツィオ(アリバベーネ)が何を言ったかは正確に知らないが、ふだんの僕らはとても良好な関係を保っている」

「いつも言っているとおり、熱々の料理も、いつかは冷めるものだよ」

「僕の気に入らないことがあれば彼に伝えるし、彼も僕に対して同じように振る舞う。ふたりのあいだに解決すべき問題はない」

「より強くなってレースに勝利する、それが僕ら共通の目標だ」とベッテル。

同じころ、F1世界チャンピオンのルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)もメディアからの重圧を感じていた。FIA(国際自動車連盟)の公式記者会見におけるハミルトンの態度に英各紙がかみついたのだ。

会見中、ソーシャルメディアのスナップチャットに興じる姿に報道陣への敬意は感じられないと非難されたハミルトン。対する彼は8日(土)の予選後、反撃に転じた。

メルセデスAMG主催の会見でハミルトンは、次のように述べ紙媒体からの質問を拒否した。

「僕は決めたよ。あなた方からの質問に答えるために、ここにいるわけじゃない」

スナップチャットの一件を受けての考えかと確認を求められたハミルトンは、次のように述べた。「全世界に向かってあれこれ書きたてる方が、礼を失しているだろう」

「こんなことのために何度も会見に出るつもりはない。悪いが失礼する。皆さん、週末の残りを楽しんでほしい」と言って立ち上がったハミルトンは、会場を去った。

以上についてメルセデスAMGは、コメントを拒否している。

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