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【予選レポート】ロズベルグが鈴鹿で3年連続ポール ホンダ勢はQ3進出ならず/F1日本GP

2016年10月08日(土)16:23 pm

2016年F1第17戦日本GPが10月8日(土)、鈴鹿サーキット(1周5.807km)で2日目を迎え、15時から行われた予選でメルセデスAMGのニコ・ロズベルグがポールポジションを獲得した。今季8回目、通算30回目。

●【予選タイム結果】日本GP予選、Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

■バトンが無念のQ1敗退

Q1では、メルセデスAMG勢がミディアムタイヤでQ1突破に必要なタイムを刻む中、ソフトタイヤを履いたフェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが1-2体制を築く。レッドブル勢は最初ミディアムでコースインするも、2回目の走行にはソフトを投入しマックス・フェルスタッペンが8番手、ダニエル・リカルドが9番手でQ2進出を決める。

マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソがぎりぎりの16番手でQ2進出を果たすも、ジェンソン・バトンは17番手で残念ながらQ1での敗退が決定した。

Q1で敗退となった6名のドライバーは次の通り。17番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)。18番手ケビン・マグヌッセン(ルノー)、19番手マーカス・エリクソン(ザウバー)、20番手フェリペ・ナッセ(ザウバー)、21番手エステバン・オコン(マノー)、22番手パスカル・ウェーレイン(マノー)。

■アロンソもQ3進出ならず。ハース勢がトップ10入り

Q2では、メルセデスAMG、フェラーリ、レッドブルが順当にタイムを刻む中、ハース勢とフォース・インディア勢がそれに続くタイムを刻み、アロンソは最初のアタックで12番手に位置する苦しい展開に。2回目のアタックでは最初のアタックを見送ったウィリアムズ勢がアロンソを上回るタイムを刻むなど、アロンソは結局15番手で予選を終えることになった。

Q2で敗退となった6名のドライバーは次の通り。11番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、12番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、13番手ダニール・クビアト(トロロッソ)、14番手カルロス・サインツ(トロロッソ)、15番手フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、16番手ジョリオン・パーマー(ルノー)。

■ハミルトン暫定ポールも、ロズベルグが逆転

Q3では、ハースとフォース・インディアの2チームが最初のアタックを回避し、1チャンスにかける作戦に出る。そんな中、最初のアタックではハミルトンがここまでのセッションを通じて初めてトップタイムを刻み、暫定ポールシッターの位置を確保。それにロズベルグ、フェラーリ勢、レッドブル勢が続く形となる。

ポールポジションをかけた2回目のアタックが開始されると、ロズベルグがハミルトンの暫定ポールタイムを上回る走りを見せる。その後からフィニッシュラインを横切ったハミルトンだが、ロズベルグのタイムにはとどかず、ロズベルグが鈴鹿で3年連続のポールシッターに輝いた。

Q3の結果は次の通り。ポールポジションはニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、2番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、3番手にキミ・ライコネン(フェラーリ)、4番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、5番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、6番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、7番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、8番手ロマン・グロージャン(ハース)、9番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、10番手エステバン・グティエレス(ハース)。

なお、予選4番手となったフェラーリのベッテルは、前戦マレーシアGPで起こしたクラッシュにより、明日の決勝は3グリッド降格され7番手からスタートすることになる。

ホンダのホームレースということで期待されたマクラーレン・ホンダだが、アロンソが15番手、バトンは17番手で鈴鹿での予選を終えている。それほど追い抜きが簡単ではない鈴鹿だが、決勝での順位アップに期待したいところだ。

F1日本GP決勝は、明日の14時にスタートする。

●【予選スピードトラップ】マクラーレン・ホンダ、悔しい速度差/F1日本GP

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