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【動画】F1日本GPの歴史 セナ対プロスト、亜久里と可夢偉の表彰台など

2016年10月05日(水)12:31 pm

過去のレース映像とともにF1日本GPを紹介する映像。

18のテクニカルなコーナーを組み合わせた鈴鹿サーキット、ドライバーからの評価も高い。

■1987年

F1日本GPが鈴鹿サーキットで初開催された時に優勝したのはフェラーリのゲルハルト・ベルガー。

■1989年

マクラーレン・ホンダのアイルトン・セナとアラン・プロストが最終シケインで接触する。1位を守ってチャンピオンを鈴鹿で決めたいプロストが、オーバーテイクしようとしたセナに『体当たり』して接触した状態だった。

諦めきれないセナは、オフィシャルにマシンを押すようアピール。エンジンを再始動させ、壊したノーズのまま再スタートして優勝したが、プロストはコントロールタワーで抗議をした。結局、セナにはプロストと接触した際の「シケイン不通過」のレギュレーション違反という裁定が下り、レース失格。ベネトン・フォードのアレッサンドロ・ナニーニが優勝となった。

■1990年

前年の遺恨を残したままレースはスタート。フェラーリに移籍したプロストは2番手からトップで1コーナーに入ったかに見えたが、ポールポジションからスタートで出遅れたセナは、前年やられたことをやり返す形でプロストに突っ込んで2台は接触、リタイアとなった。この波乱で、鈴木亜久里が日本人初の3位表彰台に上っている。

それから22年後の2012年、ザウバーの小林可夢偉が22年ぶりに日本人として鈴鹿の表彰台に上がっている。

■1996年

デーモン・ヒルが優勝し、ワールドチャンピオンを決めた。これまで12回のワールドチャンピオンがここ鈴鹿で決まっている。

■現役F1ドライバーの鈴鹿での優勝回数

現役F1ドライバーの優勝回数は、セバスチャン・ベッテルが4勝、ルイス・ハミルトンが2勝、1勝はフェルナンド・アロンソ、ジェンソン・バトン、キミ・ライコネンの3人だ。

2005年、キミ・ライコネンは17番グリッドからスタートし、最終ラップの1コーナーでオーバーテイクして優勝し、メモリアルレースとなった。

フェルナンド・アロンソは2008年に富士スピードウェイで開催されたF1日本GPでも優勝している。

●【動画】(3:16)[F1.comへ]

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