NEXT...F1開催スケジュール

【動画】激しいチーム内バトルは必見!リカルドの“決意”がF1マレーシアGPの優勝をもたらした

2016年10月04日(火)10:10 am

F1マレーシアGP決勝レースで2年ぶりに優勝したダニエル・リカルド(レッドブル)。この優勝はリカルド自身が引き寄せたものだ。

●2年ぶりに優勝したリカルド、マッサと念願のすきやばし次郎へ

レースはオープニングラップでのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)の混乱と、7周目のロマン・グロージャン(ハース)のブレーキトラブルによるリタイアでバーチャルセーフティカーが入り、流れが変わっていった。


39周目、レッドブルのチーム内バトルがコース上で展開された。前を行くダニエル・リカルド、オーバーテイクを試みるマックス・フェルスタッペン、どちらもハードタイヤを履いており、サイド・バイ・サイドで高速S字を駆け抜けていく。しかし、タイヤはフェルスタッペンの方がまだ残っている状況で、フェルスタッペンはアウト側から0.5台分前に出て抜いたように見えたが、イン側のリカルドも決して引かない。同じクルマ、同じタイヤ、リカルドは負けるわけにはいかない。

このクリーンで激しいバトルの2周後、リカルドに幸運の女神が微笑んだ。41周目にトップのルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がエンジンブローでリタイアしたのだ。これでレッドブルの1-2だ。

もう一台のメルセデスAMG、ロズベルグは20秒以上後方だ。この絶好のチャンスにレッドブルはすぐ動き、2台同時にピットインさせて1-2フィニッシュを狙う。

リカルドのフェルスタッペンには絶対に抜かせないという決意が、幸運を呼び寄せたと言えるかもしれない。

こうして、リカルドは2014年以来となる優勝を手にした。

●【動画】残酷?素晴らしい?リカルド流「シューイ」で3人が祝う

●【動画】リカルドの“決意”がF1マレーシアGPの優勝をもたらした(2:10)[F1.comへ]

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック