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アロンソ「ヘイロー」には改良が必要、マグヌッセンの炎上事故を受けて

2016年10月03日(月)0:08 am

フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は、ヘイローの問題点を解決すべきだと話している。

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ドライバーの頭部を保護する「ヘイロー」と呼ばれる装置が2018年から導入される予定だが、ドライバーがコックピットを降りる際に邪魔になることが問題となっている。

F1第16戦マレーシアGPでは、フリー走行中にルノーF1のケビン・マグヌッセンのマシンがピットレーンで炎上し、マグヌッセンがコックピットから飛び降りる事態になった。ヘイローがあった場合は脱出に時間がかかった可能性もある。

■シンガポールGPでヘイローを試したアロンソ

こうした危険性についてアロンソは次のように語っている。

「僕がシンガポールでヘイローを試したとき、クルマを降りるのは少しやりにくかったね」

「それは気付いたことの中の1つだ。飛び降りるときに、どこに足をかければいいのかよく分からない」

「ジェンソン(バトン/マクラーレン)のように長い足があればもっと楽だろう。でも、僕やフェリペ(マッサ/ウィリアムズ)やほかの何人かのドライバーにとっては、難しい点が出てくるよ」

■導入延期は「いいこと」

当初ヘイローは2017年から導入される予定だったが、テストが不足しているとして2018年に延期された。

「だから、このシステムの導入が延期されたのはいいことだと思う。すべてについて調べ、可能性のあるあらゆるシナリオを検討する必要がある」

「もっといいシステムにする方法があるかもしれない。素早く取り外して、僕たちがもう少し速くクルマから降りられるようにね」

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