F1マレーシアGP決勝レース ハイライト映像が公開された。
■メルセデスを襲ったトラブル
スタート直後の1コーナーでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)に突っ込み、ベッテルの左フロントアームが折れてしまいリタイア。ロズベルグもスピンし後方からの追い上げとなった。
メルセデスをまたも悲劇が襲う。41周目に入ったルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)はエンジンブローでリタイア。
(●ハミルトン、陰謀説を訴えメディア会見中止)
■ハースもついてないレース
また、ハースもついてないレースだった。9周目、グロージャンはブレーキ故障によりグラベルへ突っ込みリタイア。42周目、グティエレスは左フロントタイヤが外れるトラブルでリタイアした。
■ライコネンは孤軍奮闘
オーバーテイクも多くの場所で見られた。1台となったフェラーリは、キミ・ライコネンが各所でバトルを展開し、レッドブルも一時はチーム内バトルで盛り上げた。
■マクラーレン・ホンダはダブル入賞
マクラーレン・ホンダは、最後尾スタートのフェルナンド・アロンソが7位フィニッシュし、ジェンソン・バトンは9位入賞で鈴鹿へ向かう。
(●【マクラーレン・ホンダ】フェルナンド・アロンソ「“67位”から7位入賞!」)
■リカルド、2年ぶりの勝利
レースはリカルドがトップを守りきり、2年ぶりの勝利を公約通り“シューイ”でお祝い。表彰台にいたチーム代表クリスチャン・ホーナー、そして2位フェルスタッペンと3位ロズベルグにも自らのシューズにシャンパンを入れて飲ませるパフォーマンスを見せた。また、リカルドは次の勝利を2年前の事故で亡くなったジュール・ビアンキに捧げたかったと語っている。
(●リカルド、2年ぶりの勝利を「ビアンキに捧げる」あの日以来、人生が変わった)
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