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【予選】ハミルトン異次元のポール バトンはQ3進出/F1マレーシアGP

2016年10月01日(土)19:24 pm

2016年F1第16戦マレーシアGPが10月1日(土)、セパン・インターナショナル・サーキット(1周5.543km)で2日目を迎え、現地時間17時(日本時間18時)から行われた予選でルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がポールポジションを獲得した。今季8回目、通算57回目。

●【予選タイム結果】F1第16戦マレーシアGP 予選、Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

Q1では、メルセデスAMG勢が順当に強さを見せ、ハミルトンがトップ、チームメートのニコ・ロズベルグがそれに続く。最初はミディアムタイヤでセッションに臨んだフェラーリ勢だが、セッション終盤にソフトタイヤに履き替えて3番手にキミ・ライコネン、4番手にセバスチャン・ベッテルが続いた。

5番手にフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグが入り、その下6番手にはダニエル・リカルド(レッドブル)が続き、唯一ミディアムタイヤで予選Q1を乗り切った。最初のアタックではほかのクルマの影響を受けてスピンを喫したジェンソン・バトンだったが、終盤に10番手タイムを刻んでQ2進出を決めた。

Q1で敗退となった6名のドライバーは次の通り。17番手マーカス・エリクソン(ザウバー)、18番手フェリペ・ナッセ(ザウバー)、19番手ジョリオン・パーマー(ルノー)、20番手エステバン・オコン(マノー)、21番手パスカル・ウェーレイン(マノー)、22番手フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)。

Q2では、最初のアタックではメルセデスAMG、レッドブル、フェラーリに加え、ウィリアムズ勢とフォース・インディア勢がトップ10を形成し、バトンは11番手にとどまった。しかし、2回目のアタックでバトンがタイムを更新、フォース・インディアの2台を上回る8番手でQ3進出を決めた。

Q2で敗退となった6名のドライバーは次の通り。11番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、12番手ロマン・グロージャン(ハース)、13番手エステバン・グティエレス(ハース)、14番手ケビン・マグヌッセン(ルノー)、15番手ダニール・クビアト(トロロッソ)、16番手カルロス・サインツ(トロロッソ)。

Q2のトップはQ1に続いてハミルトンで、2番手のロズベルグにコンマ5秒以上の差をつけた。

Q3では、最初のアタックで好調ハミルトンが2番手となったレッドブルのマックス・フェルスタッペンにコンマ6秒以上の差をつける1分32秒850という驚異的な暫定ポールタイムを刻んだ。3番手にリカルド、4番手にライコネンと続き、ミスを犯したロズベルグは5番手にとどまった。

2回目のアタックでタイムを縮めたロズベルグだが、ハミルトンのタイムにはコンマ4秒及ばず2番手にとどまり、ハミルトンのポールが確定。

Q3では最後のワンアタックにかけたバトンはウィリアムズのフェリペ・マッサを上回る9番手に食い込んだ。バトンは記念すべき300戦目のF1レースを9番グリッドからスタートすることになる。

Q3の結果は次の通り。ポールポジションはルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、2番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、3番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、4番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、5番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、6番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、7番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、8番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、9番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、10番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)。

マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、規定数を超えるパワーユニットを投入したことで合計45グリッド降格ペナルティーを受けることが確定。このため予選では無理にタイムを出さず、最下位の22番手でマレーシアでの予選を終えている。

F1マレーシアGP決勝は、明日の日本時間16時にスタートする。

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