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【ホンダF1】「エンジンの大幅な出力アップはないがスムーズに走行」

2016年10月01日(土)1:49 am

マクラーレン・ホンダは、日曜日に行われるマレーシアGPの決勝に向けて、かなりスムーズなスタートを切った。フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンの両ドライバーは、セパンの再舗装された路面とわずかに形状が変更された緩やかなコーナーを初めて体験し、ほぼトラブルフリーでセッションを終了した。

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蒸し暑く、路面温度が高かったにもかかわらず、両マシンとも問題なく走行を行った。ただ、FP2の序盤には、両ドライバーが走行中にマシンのフロアーを軽くぶつけてしまったため、ボディワークの修理のために少し遅れが生じた。

いずれのドライバーも最適なセットアップを見つけることはできなかったものの、アロンソがパワーユニットの部品交換による一連のグリッドペナルティーを受けるとともに、今週末は変わりやすい天気が予想されているため、土日にできることはまだたくさんある。

■フェルナンド・アロンソ(MP4-31-04)
FP1 1:36.510 (+1.283) 18周 5番手
FP2 1:36.296 (+1.352) 27周 7番手

■ジェンソン・バトン(MP4-31-03)
FP1 1:37.613 (+2.386) 20周 10番手
FP2 1:36.715 (+1.771) 22周 10番手

■長谷川 祐介 (株)本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者

「本日、予想通り高温多湿な環境で行われたフリー走行では、ルノーの火災による赤旗中断やセンサーの故障といったマイナーなトラブルがあったものの、エアロやタイヤの確認など計画通りの走行を行うことができ、満足しています。セットアップもいろいろと試すことができ、明日の予選に向けた最終調整が進むことを期待しています」

「また、ホンダとして持ち込んだパワーユニットのアップデートでは、主にエンジン周りの耐久性と軽量化を中心とした改良を行っており、大幅な出力アップはならなかったものの、本日のFP1、FP2ともにスムーズに走行しました。2つのセッションで本日の第一目的である、パワーユニットに関する走行データを確認できましたので、レースに向けてじっくりとチューニングを行いたいと思います」

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