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クビアト「プランBなどない。今はトロロッソで頑張るだけ」

2016年09月27日(火)18:43 pm

ダニール・クビアト(トロロッソ)が、今後の自分のF1キャリアに向けて「プランB」は用意していないと語った。

ロシア出身のクビアトはまだ22歳ながら、F1で大きな喜びと苦痛の両方を味わってきている。

■わずか3年で天国と地獄を経験したクビアト

レッドブルの育成ドライバーであるクビアトは19歳の若さで2014年にトロロッソからF1デビューするチャンスを得た。そしてその年限りでレッドブルのセバスチャン・ベッテルがフェラーリへの移籍を決めたことで、2015年にはその後任としてレッドブルへ昇格。そこまでは順風満帆のクビアトだったが、今季の第4戦ロシアGP後に、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)と入れ替わりに再びトロロッソへと降格されていた。

その後、トロロッソでも不振が続いたことにより、レッドブルでは現在GP2シリーズで戦っている育成ドライバーのピエール・ガスリーを来季トロロッソに昇格させ、クビアトとの契約を解除するのではないかとのうわさもささやかれている。中には、今シーズンの途中でクビアトがシートを失うことになるのではないかとのうわささえある。

■ほかのチームへの移籍は考えていない

そうしたうわさについて質問を受けたクビアトは、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に次のように答えた。

「僕にできるのは自分の仕事を可能な限りうまくやることだけさ。そのほかのことは気にしていないよ」

さらに、今季限りでレッドブルとの契約を失うことになる場合にそなえて何か「プランB」を用意しているかと尋ねられたクビアトは「プランBもCもDもないよ。僕のプランは可能な限りうまくやることだけさ」と主張した。

■ほかのチームへの移籍は考えていない

しかし、トロロッソへ移ってからも不振が続いていたクビアトだが、前戦シンガポールGPではひさしぶりに9位入賞を果たしてポイントを獲得。移籍後初めてチームメートのカルロス・サインツを上回る結果を残している。

「僕は何も変わっていないんだ。スパ(第13戦ベルギーGP)での僕の予選(19番手)もシンガポールと同じくらいよかったよ。僕にとっては、ふさわしい人がそれを分かっているということだけが重要なのさ」

■いい経験になったし強くなれた

トロロッソに降格された当時のクビアトはレッドブルの仕打ちに対してかなり落ち込んでいたのも事実だ。だが、クビアトはそういう時期はすでに終わったと次のように続けた。

「僕にとっては、あの章はもう終わったんだ。夏の間にそれと距離を置くだけの時間があったし、新たなページをめくり、これから先のことだけに集中しているよ」

「今にして思えば、僕は多くのことを学ぶことができた。それによってさらに強くなれた。レッドブルのことはもう頭の中にはないし、今ではトロロッソでこのクルマの能力を最大限に発揮させようとしているところだよ」とクビアトは結んでいる。

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