フェラーリのキミ・ライコネンが2018年以降もF1を続けるかもしれないとほのめかした。
2014年にロータスから古巣フェラーリへと移籍したライコネンだが、以後毎年のように翌年はシートを失うのではないかとのうわさがささやかれ続けてきている。だが、フェラーリは来季もライコネンとの契約を更新。現役最年長ドライバーであるライコネンは37歳で2017年シーズンの開幕を迎え、シーズン終盤の10月には38歳の誕生日を迎えることになる。
イタリアの『La Stampa(スタンパ)』から、2018年以降はどうするつもりなのかと質問されたライコネンは次のように答えた。
「僕は今のことだけを考えているところさ。いい形で今シーズンを終え、来季を最高の形で始めようとね」
「多分、来年は僕たちがF1タイトル争いをしていると思う。そしてその後どうなるかなんて誰にも分からないよ。フェラーリとその件について話をすることになるのは確かだけどね」
一方、たびたびレース中に激しいバトルを展開し、そのことに関してサーキット外でも批判合戦を繰り広げることとなった現役最年少F1ドライバーであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)との関係について質問を受けたライコネンは、次のように語っている。
「彼に対しては何の反感も持っていないよ。でも、彼も同じように考えているかどうかは分からないけれどね」