マクラーレンのジェンソン・バトンは、来季からF1フル参戦を果たすストフェル・バンドーンに対して、マクラーレンのドライバーは特別だと警告している。
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36歳のバトンは、2017年は1年休養を取って「マクラーレン・アンバサダー」を務め、バンドーンとフェルナンド・アロンソが正ドライバーとなる。
■アロンソのチームメートは「きつい」
24歳のバンドーンはジュニアカテゴリーでタイトルを総なめにしてきた期待の若手だ。
「ストフェルがキャリアでたくさんの業績を積み上げてきたことは間違いない」とバトンは『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』のインタビューで語っている。
「彼は最高の指導を受けてきた。2013年からチームの一員だし、今年は基本的にフェルナンドと僕に影のように付いていたんだからね」
「彼は多くのことを学んだ。それでもマクラーレンのドライバーというのは難しい役割なんだよ。長い歴史のある世界最大のチームだ」
「その上、横にはフェルナンド・アロンソがいるんだから、きついよ」
■自分の存在がプレッシャーになるとバトン
来年は休養を取るとは言え、チームが必要と認めた場合はバトンがドライバーを務める可能性も残されている。
「彼(バンドーン)自身のために、彼がいい仕事をすることを願っているよ。そうすれば、将来マクラーレンで長くエキサイティングなキャリアを築けるだろう」とバトン。
「でも、1年目に力を発揮できなければ、当然ながらそれなりの結末も待っている。だから常にプレッシャーはある」
「それに、裏には僕も控えているからね。それはフェルナンドも言っていたことだ。2018年も契約しているドライバーは、僕だけなんだよ!」