レッドブルの支配下にあるカルロス・サインツは、すでにトロロッソと来季の契約を更新したことが明らかとなっている。だがその一方でいまだにルノーへ電撃移籍するのではないかとのうわさがささやかれ続けている。
そのうわさというのは、レッドブルがパワーユニットの供給を受けているルノーに対し、サインツの契約を譲る代わりにパワーユニットの代金を大幅に値下げするよう交渉しているのではないかというものだ。
■ルノー移籍のうわさは「うそ」だとサインツ
母国スペインの『Vogue Espana(ヴォーグ・エスパナ)』から、そのうわさは真実かと質問されたサインツは次のように答えた。
「そんなのうそだよ」
「僕はレッドブルから指導を受けている立場だし、トロロッソは彼らのセカンドチームだ。だから、彼らが僕を手放したくなければ、僕はよそへ行くことなどないよ」
■F1での友人はアロンソだけ
さらに、サインツはF1パドックにおける唯一の有人は、同郷の先輩F1ドライバーであり、よき助言者でもあるフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)だと語っている。
「彼以外には、(友人は)いないよ」
そう語った22歳のサインツは次のように付け加えた。
「いいつきあいができる人もいればそうではない人もいるよ。だけど友人であり続けるというのは難しいことなんだ。すごくうわべだけのスポーツだし、誰とでもうまくやっていかなければならないにしても友人と仕事をごちゃまぜにするのはいいことじゃないよ」