メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、新F1オーナー、リバティ・メディアの賞金分配方法変更の計画について心配していないと語った。
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ザウバーとフォース・インディアの2チームは2015年9月に、F1の意思決定システムや収益分配システムは違法だとして欧州委員会に正式に申し立てを行っていた。そして現在欧州委員会の競争法専門家たちがその申し立てに基づいて調査を行っている。そして、新F1会長に就任したチェイス・キャリーは、現在の取り決めが変更されることを示唆している。
これに対してヴォルフは、次のようにAPA通信社に語っていた。
「大小チーム間の適切なバランスを見つけるために試す必要がある」
「しかし、我々は完全に異なるタスクを持っているんだ。メジャーチームは背後に大きな会社の存在があり、一方で、プライベートチームは裕福なビジネスマンの趣味だ。だから誰にとっても同じ条件を作成することは困難だ」
「それが良いか悪いか知らないが、私たちは心配していないよ」
ヴォルフは、少しならすぐに変更することができると語り、そして次のように続けた。
「2020年までは安泰だ。我々は2020年までチャンピオンシップに参加するとバーニー・エクレストンとFIAとの間に協定を締結している。F1の所有権変更は影響しない。2020年に我々は再び全てを分析して、決断を下すだろう」