F1の新しいオーナーに対する期待をドライバーが語った。
筆頭株主CVCキャピタルパートナーズが保有していたF1株をアメリカのリバティ・メディアが買収することが発表された。F1最高責任者のバーニー・エクレストンについては、新オーナーと新たに3年契約を結んだと報じられている。
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イギリスの『Times(タイムズ)』、『Guardian(ガーディアン)』、『Telegraph(テレグラフ)』の各紙は、エクレストンが担っていた職務を商業面とスポーツ面に分けて他者が引き継ぐ可能性もあると伝えている。
■バーニーのいないF1は想像できないとアロンソ
F1シンガポールGP(18日決勝)を前に、エクレストンがF1を去ったらどう思うかと聞かれたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は、次のように答えた。
「僕の知る限り、彼はどこにも行かない」
「F1に大きな貢献をしてきた人だし、バーニーのいない選手権を想像するのは難しい。これからも毎週会えることを願っているよ」
また、新オーナーがアメリカ企業であることにアロンソは期待している。
「スポーツに関してはアメリカ発のものは何でも魅力的だ」
「だから僕たちのスポーツでも彼らの見方やアイデアは大歓迎だよ」
■ファンの年齢層引き下げに期待するバトン
一方、ジェンソン・バトン(マクラーレン)は、新オーナーがF1ファンの年齢層引き下げに取り組むことを期待している。
「僕が見た限りでは、彼らは若い視聴者の関心を高めることに興味を持っているようだ」
「いまやグリッドには18歳がいる。(F1ファンの)平均年齢は30代後半か、40代前半かもしれないから、その点は変えなきゃいけないね」
「子どもたちや若い世代をターゲットにする必要があるんだ」
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