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ベッテル「トップとの差がまだあるのは事実」

2016年09月16日(金)9:51 am

フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われるF1シンガポールGP(18日決勝)に向けて次のように意気込みを語った。

■セバスチャン・ベッテル「スピード改善に取り組んでいる」
「僕はこのサーキットが好きだし、これまでいつも楽しめてきたよ。過去2、3年は幸運にもすごくうまくやれている。ここでのレースはいつもかなり長くなるし、セーフティカーによって運がめぐってきたり、あるいは逆に見放されたりすることもある。もちろん、ドライバーとしてはそういうことを期待しているわけじゃないよ。フェアで公正なレースを期待しているからね。確かに、それによって自分に有利になるようならそのチャンスをつかむし、もし自分に不利になってしまえばがっかりしてしまうものさ。だけど、それは仕方のないことなんだ。市街地サーキットはそういうものだからね」

「昨年はこのサーキットで僕たちはいい成績を残した。全体的にクルマも改善してきたから、また僕たちにとってはいいサーキットになるはずだよ。タイヤと戦略に関してはレースで何が起こるかということにかかってくるし、予選ではできる限り速く走るよう頑張る必要があるのは確かだ」

「僕はこのサーキットが好きだし、まったく楽観的に考えているよ。金曜日には準備のための宿題を片付けなくてはならないことは分かっているし、そこから自分たちがどういう位置にいるのかが見えてくるだろう。理論的にはほかにも多かれ少なかれ自分たちに合ったサーキットがいくつかあるかもしれない。だけど、それはいろんなことの組み合わせによるものなんだ。タイヤの機能の仕方、クルマのバランス、どこでアクセルを踏み始めるか、時間内にセットアップを見つけ出せるか、あるいは予選や決勝に間に合わないのか、そういうことのね。サーキットの特性の違いにばかり注目するつもりはないし、いつもと同じようにベストを尽くさないとだめなのさ」

「昨年スタートしたときには何を目指すのかは明らかだった。僕たちはフェラーリをトップに持っていきたいんだ。ここまではいいシーズンにできていないのは事実だけど、それほど悲惨なシーズンとなっていないのも事実だ。僕たちはまず自分たち自身を批判しているところだよ。目標に掲げていたことを達成できていないからね。昨年は差を縮めていたけれど、残念ながらトップとの差はまだある。より大きくなるときもあれば、小さくなるときもある。だけど、まだ差があるのは事実だ。僕たちが多くのレースで勝利を得られなかったのは僕たちに十分な速さがないからだった。僕たちはこれからレースで勝利を得ることができるという自信を得るために、その点に100%取り組んでいるよ」

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