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「オコンはプレッシャーに対応できる」とメルセデスのドライバー育成責任者

2016年08月22日(月)20:01 pm

メルセデスAMGのドライバー育成アドバイザーを務めるグウェン・ラグリューが、今週末にスパ・フランコルシャンで開催されるF1ベルギーGP(28日決勝)でマノーからデビューを飾るエステバン・オコンに太鼓判を押した。

■19歳でのF1デビューを迎えるオコン

今季マノーでF1デビューを飾っていたインドネシア人ドライバーのリオ・ハリアントだが、資金不足により第12戦ドイツGPを最後にシートを失ってしまった。そして、その後任に抜てきされたのがまだ19歳のフランス人ドライバーであるオコンだ。

実際にはメルセデスのドライバー育成プログラムに所属するオコンは、2014年にはヨーロッパF3でランキング3位となったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を上回って年間チャンピオンとなっており、翌2015年にはGP3の年間チャンピオンにも輝いている。

今季はメルセデスAMGからのレンタルという形でルノーと控えドライバー契約を結んでいたオコンだが、今後のマノーでの活躍いかんでは2017年にルノーの正ドライバーに迎えられる可能性も高いと考えられている。

■オコンはF1で十分にやっていけると育成責任者

今年初旬からメルセデスAMGのドライバー育成プログラム責任者となったラグリューは、オコンについてフランスのモータースポーツ専門誌『Auto Hebdo(オト・エブド)』に次のように語った。

「我々は下位カテゴリーにおいてエステバンが非常にプレッシャーのかかる厳しいときでも常に対応できるのを確かめることができていた」

「今季ルノーでフリー走行1回目を担当したときも、彼は何もミスを犯さなかった」

「スパ(フランコルシャン)では、彼は恐らくここまでに経験してきたことにより、大きな興奮を覚えることになるだろう。だが、私は彼がF1でのプレッシャーにうまく対応できると確信しているよ。彼の準備は整っている」とラグリューは付け加えた。

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