F1第16戦マレーシアGP(9/30-10/2)主催者は、2016年大会を前にセパン・サーキットに大幅な変更を加えたことを明らかにした。
マレーシアGPは例年、首都クアラルンプール郊外の同コースでシーズン序盤に開かれる。ところが今年は、秋のシンガポールで人気の夜間レースと抱き合わせになった。
「シンガポールGPから一夜明けた9月19日(月)、F1の貨物は陸路、セパン・サーキットに運ばれる」と語るのは、セパンの責任者ラズラン・ラザリ。
「この地域(アジア)では初めてだ」
ラザリによると、サーキットのコーナーにも手が入れられた。その理由をシンガポール『Straits Times(ストレーツ・タイムズ)』紙は、追い越しをしやすくするためとしている。
「コーナーをところどころ変更し、サーキットの性格を変えた。各チームとドライバーに多少の不確定要素が生まれる」
「彼らにとっては、あたかも初めてセパンを訪れたような気分だろう」
第15戦シンガポールGPは9月18日開催。マレーシアGPは、その2週間後だ。