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「ライコネンの能力は何も失われていない」とミカ・サロ

2016年08月15日(月)18:51 pm

元F1ドライバーのミカ・サロが、同じフィンランド出身ドライバーのキミ・ライコネン(フェラーリ)にはシーズン後半戦初戦でいい結果を残すチャンスがあると語った。

現役最年長ドライバーである現在36歳のライコネンは、すでに来季もフェラーリで走ることが確定している。F1キャリア通算20勝という記録を持つライコネンだが、最後に優勝したのはロータスに在籍していた2013年の開幕戦のことだ。2014年にフェラーリへ移籍してからはまだ一度も表彰台の中央に立つことができていない。

こうした中、フェラーリが来季もライコネンとの契約を延長したのは意外だったと考えているF1関係者も少なくないようだ。

だが、1999年に負傷したミハエル・シューマッハの代役としてフェラーリで走ったことがあるサロは、ライコネンにもまだ十分にチャンスがあるはずだとフィンランドの『Iltalehti(イルタレティ)』に次のように語った。

「幸いなことに、キミにはもっと時間が与えられた」

「結局のところ、彼のドライビング能力は何も失われていないよ」

「でも、長いこと勝利に見放されていることが影響を及ぼしているのかもしれない。それに、彼には手ごわいチームメート(セバスチャン・ベッテル)もいるしね」

そう語ったサロは、スパ・フランコルシャン・サーキットで開催されるF1ベルギーGP(28日)はライコネンの活躍が期待できそうだと次のように付け加えた。

「だけど、ベルギーはキミにもいいチャンスがあるはずだ。彼にはよく合ったサーキットだからね」

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