ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川祐介が、ホッケンハイムリンクで行われたF1ドイツGP決勝を振り返って次のようにコメントした。
●【F1ドイツGP決勝結果】順位、タイム差、周回数、ピット回数
■長谷川祐介「すごく困難なレースだった」
「昨日の予選との比較においては、今日はいいレースペースを示すことができました。そしてジェンソン(バトン)とチームが8位フィニッシュのポイントが獲得できてうれしく思っています」
「チームとドライバーのどちらにとっても非常に困難なレースでした。コース上での戦いながら、燃料をセーブし、タイヤもいたわらなくてはならなかったのです。フェルナンド(アロンソ)も非常によいレースペースを示していました。しかし、そのために、終盤にはライバルたちから順位を守ろうと頑張りながらも、燃料とペースを管理しなくてはならなかったのです。彼はそういう厳しい戦いに臨んでいましたが、順位を維持することができず、12位でのフィニッシュとなりました」
「これまでの数レースを振り返れば、我々の進歩は間違いなく正しい方向へ向かっているのだという自信を得ることができています。そして、シーズン後半にはその序盤からさらに前進を果たすことを目指しています」
「最後になりましたが、マクラーレン・ホンダのチーム全員に対しお礼を言いたいと思います。彼らはこの長く厳しいシーズン前半において素晴らしい仕事を成し遂げてくれました。みんなが休みをエンジョイし、後半にはまたリフレッシュして戻ってきてくれることを期待しています」